親のスマホを機種変更するときの準備|LINE・写真・認証アプリを安全に引き継ぐ順番

木のテーブルに並んだ2台のスマートフォン。古いスマホから新しいスマホへのデータ移行のイメージ

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情報確認日:2026年10月9日。Apple・Google・LINEの公式引き継ぎ手順を確認。OS・アプリのバージョン、契約先のSIM/eSIM手続きで操作が変わります。

アイキャッチ写真:Sun Lingyan / Unsplash

親のスマホを機種変更するときは、①本人の希望・契約名義を確認 → ②Apple/Googleアカウントと認証手段を確保 → ③写真・連絡先・LINEをバックアップ → ④新端末へデータとSIM/eSIMを移す → ⑤電話・決済・二段階認証を試す → ⑥旧端末を初期化の順に進めます。新しいスマホで大事なデータとログインを確認する前に、古いスマホを消去・下取りに出さないことが基本です。

今どこで困っていますか?

機種変更を始める前に、本人と一緒に6つ確認する

  1. 親本人の同意と、変更したい理由:画面の見やすさ、操作への慣れ、電池の持ち、機種・予算を確認します。家族が勝手にアカウントや契約を変更しないようにします。
  2. 契約名義と電話番号:誰の名義で、どの通信会社と契約しているか、同じ電話番号を引き続き使うか、SIMカードかeSIMかを確認します。
  3. Apple Account / Googleアカウント:旧端末で本人がログインできるか、登録メール・復旧用電話番号が現在も使えるかを確認します。パスワードを家族間のメッセージに書いて送るのは避けます。
  4. 旧端末のロック解除方法:画面のPIN・パスコード・生体認証を本人が使用できるか確認します。iPhoneのクイックスタートやAndroidの転送には、旧端末を操作する場面があります。
  5. 重要な写真・連絡先・LINE・認証アプリ:どこに保存されているか、移す必要があるものを本人と一緒に確認します。
  6. 新旧スマホの環境:どちらも充電し、Wi-Fi、必要なケーブル、空き容量、アプリ/OSのバージョンを確認します。Wi-Fiだけ接続できず引き継ぎを始められない場合は、スマホ1台とルーター・回線の問題を切り分ける手順を先に確認してください。

機種変更前の容量不足で写真・LINEを消してしまいそうな場合:写真を守りながらスマホの空き容量を確認する順番を先に確認してください。

iCloudの保存容量がいっぱいで新しいバックアップが作れない場合は、旧端末を消す前にiCloud写真とバックアップを削除せず確認する手順で空き容量と同期状態を確認してください。

年齢だけで操作を制限するのではなく、本人が自分で続けたい操作は残し、困る箇所だけ家族が横で支援する形にすると、機種変更後も使い続けやすくなります。安全設定全体は親のスマホを家族で安全に見直すチェックリストも参照してください。

iPhone同士・Android同士・異なるOSで引き継ぎ方法を変える

※スマホでは表を左右にスクロールして確認できます。

移行前 → 移行後公式の基本手順別途確認が必要なこと
iPhone → iPhoneAppleのクイックスタート。旧iPhoneのWi-Fi/Bluetoothを有効にし、2台を近付けて画面の案内に沿う。iCloudバックアップからの復元も可能SIM/eSIM・決済・銀行アプリ・LINE・二段階認証の移行は各サービスの手順を確認
Android → AndroidGoogleの新しいAndroidデバイスへのデータコピー。旧端末をロック解除できる状態にし、ケーブルまたは対応する無線転送を選ぶ機種固有のメーカーアプリ、移せないアプリ内データ、SIM/eSIMの手続き、LINEを確認
Android → iPhoneApple公式の「iOSに移行」アプリなどを、新しいiPhoneの初期設定時に使うLINEの古いトーク、Googleアカウント/写真、SMS、二段階認証、SIM/eSIM等は別に確認
iPhone → AndroidGoogle公式のiPhone→Android移行手順でデータをコピー。新端末・ケーブル/ワイヤレス転送の対応やiMessageの無効化を確認iCloud写真、LINEの古いトーク、Apple Account関連サービス、決済・認証を別途確認

Apple公式:クイックスタート・AndroidからiPhoneへの移行。Google公式:新しいAndroidへのデータ転送。端末を近付けただけですべての金融アプリや認証情報まで移るとは限りません。

LINEと写真は、スマホ本体のデータコピーとは別に確認

LINEはアカウントとトーク履歴の引き継ぎ条件が違う

LINEだけを詳しく移行する方は、LINEアカウントの安全な引き継ぎ総合ガイドへ進んでください。旧端末が使えるか・同じOSか・バックアップがあるかを最初に選べます。親の機種変更全体の順番はこのページで確認してください。

まず旧端末でLINEが使えているうちに、登録電話番号・メール・パスワード、必要ならApple ID/Googleアカウントとの連携を確認し、重要なトークのバックアップを行います。LINE公式:機種変更前の準備

※スマホでは表を左右にスクロールして確認できます。

引き継ぎ方法トーク履歴の注意点
旧端末が手元にある・QRコードで引き継ぐ新旧端末が両方手元にあり、インターネット接続と旧LINEの操作ができることが条件。直近14日間のトーク履歴が引き継げる。15日以上前の履歴は別のバックアップ条件を確認
同じOS同士(iPhone→iPhone、Android→Android)iCloud Drive・Googleドライブ等の標準バックアップはテキストメッセージのみ。過去のテキスト履歴を復元できる場合があるが、トーク内の写真・動画・ファイルは対象外
異なるOS同士「かんたん引き継ぎQRコード」では直近14日間のテキスト・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージを移せるとLINEが案内。バックアップ用PINとは条件が異なるため同一視せず、15日以上前の履歴はプレミアムバックアップ等の対象条件を確認。標準バックアップは異OS間では復元不可
LYPプレミアム会員の対象プランプレミアムバックアップを有効化した後に保存されたトーク履歴やメディアは異なるOSへも移行できる場合がある。対象プラン・100GBの保存容量・バックアップ開始前のデータの制約、解約時のデータ消去条件に注意

出典:LINE公式:QRコード引き継ぎ・LINE公式:標準・プレミアムバックアップの違い・プレミアムバックアップ。トークの写真・動画や保存期限のあるファイルは、必要に応じて事前に端末へ保存してください。プレミアムバックアップを使う場合は、旧端末に5GB以上の空き容量を確保し、初回バックアップの完了を確認してから移行します。過去の写真・動画などはLINEアプリ内にデータが残っていないと、初回バックアップに含まれないことがあります。

写真と連絡先は「保存場所」を先に確認する

写真がiCloud写真・Googleフォトに保存されているか、端末本体のみかを確認し、新端末で実際に写真を開いてから移行成功と判断します。同期をオフにしていた場合は古い端末にしか写真がないこともあります。連絡先もiCloud・Googleアカウント・SIMカード・端末本体のどれに登録しているか確認してください。Google公式:連絡先・写真の移行

認証アプリ・銀行・決済・マイナンバーカード関連の準備

スマホの機種変更でつまずきやすいのは、写真よりもSMSや認証アプリを使うログイン、銀行・決済アプリ、行政サービスです。旧端末が使えるうちに、本人が利用中の重要サービスを確認します。

  • 認証アプリ:Google認証システムはGoogleアカウントでコード同期が有効なら新端末に同期でき、同期を利用していない場合は旧端末からQRコードでエクスポート/インポートする公式手順があります。Google公式:認証システムのコード移行。ほかの認証アプリも提供元の引き継ぎ手順を確認します。
  • 銀行・証券・QR決済:端末変更前の解除や新端末登録が必要な場合があります。本人がサービスの公式アプリ/ヘルプで手順を確認し、残高と利用状況も確認します。
  • SMSによる本人確認:新端末で電話番号の回線が利用可能になっているかを確認します。家族が本人になりすまして認証コードを受け取る・入力することは避けます。

    機種変更後に認証コードが届かない場合は、SMS受信番号・SIM/eSIM・メッセージ振り分けの確認順を見てからサービスの公式窓口へ進みます。

  • マイナンバーカード・行政サービス:スマートフォン用電子証明書・ウォレット等はOSやサービスによって機種変更の手続きが異なるため、使う公的サービスの公式案内を確認します。
  • パスキー:Apple/Google等に同期されるものと、特定端末・サービス固有のものがあります。新端末で重要サービスへログインできることを確認するまで旧端末を消去しないでください。

アカウントの復旧先、二段階認証、パスキー全体の考え方はアカウントとデジタル安全ガイドへ。

SIM・eSIMと電話番号は通信会社の手順で確認

旧iPhoneから新iPhoneへeSIMを移す方は、クイック転送・QR再発行と通話/SMS確認の手順で、旧SIMが無効になるタイミングと初期化を待つ理由を先に確認してください。

同じ電話番号を維持したい場合は、今の通信会社・契約名義・SIM/eSIM種別・新端末の対応を確認します。iPhoneやAndroidのデータ移行が済んでも、電話とSMSの回線切替は別です。通信会社によっては、eSIMを旧端末から転送できる場合や、再発行・本人確認が必要な場合があります。

回線の停止・解約や旧端末の初期化を先に行うと、SMSによる認証や引き継ぎに必要な操作ができなくなる場合があります。本人が電話できる状態をいつ確保するかを決め、携帯会社の公式手順を確認してください。たとえばahamoの移行はahamoの機種変更の流れで確認できます。

古いスマホを初期化・下取りに出す前の7項目チェック

  1. 新端末の電話・SMS・データ通信が利用できるか、実際に試したか。
  2. 写真・動画・連絡先・予定など、本人が必要なものを新端末で開いて確認できたか。
  3. LINEアカウントと必要なトーク履歴が戻ったか。OSを変える場合は14日より前の履歴・プレミアムバックアップ条件を確認したか。
  4. 銀行・決済・ネット通販・行政サービスのうち使うアプリへ本人がログインできたか。
  5. 認証アプリ・二段階認証・パスキーの復旧手段を新端末で確認できたか。
  6. 画面の文字サイズ、通知音、連絡先、緊急連絡、詐欺電話対策を本人の希望に合わせて設定したか。
  7. 旧端末の初期化・「探す」の解除・SIM/eSIMの処理は、下取り先またはメーカーの正式手順を確認してから行う準備ができたか。

Appleは古いiPhoneを下取り・譲渡する場合のサインアウトや初期化を別途案内しています。Apple公式:iPhoneを譲渡・下取りする前の手順。旧端末の写真や連絡先を個別に削除すると、同期設定によってはクラウド上のデータまで削除されるおそれがあるため、個別削除で片付けようとせずメーカーの端末初期化手順を確認してください。

旧スマホを手放す予定なら:売却・下取り前のデータ消去とアカウント解除を確認してください。

古いスマホが壊れた・手元にない場合

旧端末が故障・紛失して使えない場合、旧端末からのQR引き継ぎや認証アプリの手動エクスポートは行えません。まずApple/Googleのバックアップ、LINEの事前登録情報・バックアップの有無、各サービスの復旧手段を確認します。本人確認が必要な場合は契約名義人が公式窓口で進めてください。

端末は手元にあるが電源が入らない・画面が真っ暗なら:充電してよい状態か、初期化前に確認する順番へ進んでください。

盗難・紛失の疑いがある場合は、機種変更だけ先に進めず、遠隔ロック・回線停止・アカウント保護も必要です。デジタル生活ガイドで、端末・データ・アカウント・契約のどこが止まっているかを確認してください。

家族の支援で大切なこと

親が使うスマホは、子どもや家族のものとは別の本人のアカウントと契約です。家族が横で操作を説明したり、必要な情報を本人と一緒にメモしたりするのは有効ですが、パスワード・認証コードを家族のLINEへ送り合ったり、本人の許可なく位置情報共有・通知・支払い方法を設定したりしないようにします。

設定が終わったら、操作が必要なアプリを本人と一度使ってみてください。買い替えの目的はデータを移すだけではなく、本人が新しいスマホで安心して連絡・支払い・情報確認を続けられることです。

文字が小さい・着信や通知が分かりにくい場合:本人と一緒に表示サイズ・通知・音を調整する確認順へ進んでください。

公式の参考情報

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