早速ですが、povoでは契約者の名義変更は名義変更ができるのは、一部の特定のケースはありますが、基本的には受け付けていません。
このページでは上記の一般的な契約者変更で知っておくべきポイント、手順についても詳しく解説し、povoユーザーが名義変更をスムーズに行えるように支援しています。
目次
povoでの名義変更について基本事項
名義変更ができるのは一部の特定のケースのみ
- 改称（改名）：povoでは、同じ人が苗字だけを変える、または下の名前だけを変えることができます。
- 承継：もし、契約者が亡くなった場合、故人の家族が名義を引き継ぐことも可能です。
povoでは、改名、名前の変更や契約の承継など、これら特定のケースで名義変更が可能です。手続きは、「povoサポート」へ電話をすることから開始できます。そこで、専門のオペレーターが具体的な手順を丁寧に説明してくれます。
21時～翌日9時の時間帯は、【利用中】利用停止・利用停止の解除（SIMカード紛失・盗難・トッピング未購入による場合）のみ対応。
結婚などにより、名字の変更があった場合、どうすればいいですか。
ただし、他の人や家族に契約名義を譲渡する一般的な名義変更はできないので、その点はご了承ください。
名義変更ができないケースとは？
「自分の携帯の名義を子供に変えようかな」と考えることありますよね。でも、povoを使っている場合、名義の「譲渡」が許可されていません。これは、名義を変更することがセキュリティ上のリスクを伴うと考えられているからです。
ただし、契約者と利用者が別人であることは可能です。つまり、親御さんが契約者であり続け、お子さんを利用者として登録することは問題ありません。
未成年の方がサービスを利用する場合、以下の制限や手続きが適用されることがあります。
- フィルタリングサービスの加入・設定：未成年者がインターネットを利用する際は、原則としてフィルタリングサービスの加入・設定が必要となります。
- 利用者の生年月日の登録：契約者と利用者が異なる場合、契約者のお申し出により、利用者の「生年月日」を登録することができます。
- 登録可能な利用者の範囲：登録可能な利用者は、ご家族の範囲内の方に限られます。
これらの手続きや制限は、サービスの安全性を確保し、未成年者の保護を目的としています。
親から子への名義変更手続きができない理由
では、なぜpovoでは親から子への名義変更が許されていないのでしょうか？ この理由は、povoのシステムが基本的に契約者の安全を最優先に考えているからです。
親が子に携帯を渡すケースは多いですが、名義変更は契約の本質を変える大きな手続き。povoでは、このような変更が行えないようにして、契約の安定性や安全性を保持しています。
子を利用者として登録するのではなく、なんとしても名義（契約者自体）を変えたい場合は、一度他のキャリアに移籍してから、再度povoに戻るという手間が必要になります。それなりの労力と時間が必要ですが、これがpovoを使用する上でのルールなんですね。
povoでは13歳以上のお子さんならば、子どもの名義で契約することができますからこちらの方が手続きは簡単でスムーズです。
契約者と利用者が異なる場合の注意事項
契約者と利用者が別の場合にはいくつか注意が必要です。たとえば、親が契約者で子どもが利用者として使うというケースです。
このような場合、契約者が親のままだと、将来的にトラブルが発生した際に対応が複雑になる可能性があります。
たとえば、契約に関する重要な通知が親に届くため、子どもが情報を見逃してしまうことがあります。また、契約の更新や変更をする場合、親が手続きを行う必要があるため、手間がかかることもあります。
しかし、povoでは13歳以上のお子さんならば、子どもの名義で直接契約することができます。これにより、お子さん自身が契約内容を管理しやすくなり、将来的な手間やトラブルを避けることができます。
適切に契約を管理するためにも、お子さんが13歳以上であれば、子どもの名義で契約することをお勧めします。
契約者変更の各種手続き手順
契約者変更の手続きの基本事項
契約者の名義を変更したい場合、どうすればいいのでしょうか？
- 契約者変更の手続き: 多くの場合、オンラインや店舗での手続きが必要です。
- 認証書類の提出: 現在の契約者と新しい契約者が共に認証書類を提出し、契約変更に同意する必要があります。
- 身分証明書と支払い情報の更新: 携帯電話の契約では、両者の身分証明書と、場合によっては支払い情報の更新が求められることがあります。
ただし、povoでは名義変更は基本的には受け付けていないため、MNP（携帯電話番号ポータビリティ）を利用して他社に一度移り、その後に再契約するという方法となります。この方法は、電話番号を保持しながら、契約の名義を変更することができます。
この手続きは普段やることの無い作業のため少し複雑に感じますが、契約者の情報を最新の状態に保つためには必要です。以下に手順を記載します。
MNPを利用した名義変更の手順
- 他社への乗り換え（MNP）: まず、現在のキャリア（povo）から他のキャリアに移籍します。
- 名義変更: 名義変更可能な新しいキャリアに移籍した後、名義を変更します。
- 再度の乗り換え: 名義変更が完了したら、再度元のキャリア（povo）に戻ります。
少々面倒かもしれませんが、MNPを使った名義変更は、大切な電話番号を保持しながら、契約の名義を変更できます。
家族内で名義変更可能なケースとは？
まず、多くのサービスでは家族間であっても名義変更が許可されている場合が多いです。特に、親から成人した子どもへ、または配偶者間での変更です。
ただ、これがpovoの場合、事情が異なります。povo2.0などでは、基本的に名義変更（譲渡）は認められていません。
しかし、例外として、改姓や契約者の死亡による承継など、特定の条件下での名義変更は可能です。これには、正当な理由が必要で、適切な書類の提出が求められるため、事前にしっかりと準備をすることが大切です。
親から子供への名義変更
povoの契約者変更や名義変更については、現在のところ一般的な名義変更や家族間名義変更は受け付けていませんが、お子さんが13歳以上であれば、お子さん自身の名義で新規に契約することが可能です。
また、これまで通り親御さんが引き続き契約者となり、お子さんを利用者として登録するという方法もあります。ご家庭の状況に合わせて最適な方法を選んでみてください。
子供本人名義で新規に契約する場合
- 子供が13歳以上であることを確認します。
- povoの公式ウェブサイトまたはアプリを開きます。
- 新規契約の手続きを開始します。
- 必要な情報（子供の名前、生年月日、連絡先など）を入力します。
- 契約内容を確認し、同意します。
- 支払い方法を設定します。
- 手続きが完了すると、子供名義の新しいpovo契約が開始されます。
親名義で契約し、子供を利用者として登録する場合
- povoの公式ウェブサイトまたはアプリを開きます。
- 「ご利用者の確認」の手続きを開始します。
- 必要な情報（子供の名前、生年月日、連絡先など）を入力します。
- 手続きが完了すると、子供が利用者として登録されます。ただし、この場合でも契約者名義自体は親のままとなります。
結婚による改姓の手続き方法
- 公式のサポート窓口に連絡: まず、povoなどのキャリアの公式のサポートに連絡して、改姓手続きを申し込みます。
- 身分証明書の写真を用意: 新しい苗字が確認できるような公的な身分証明書（運転免許証やマイナンバーカードなど）の写真を用意します。
- 身分証明書の写真を送信: 指示に従って、身分証明書の写真を送信します。
- 結婚証明書の提出: 戸籍謄本や住民票の写しなど、結婚が理由で苗字が変わったことを証明する書類も一緒に提出します。
手続き自体はそれほど複雑ではないですが、身分証明書、結婚証明書など必要な書類をしっかりと準備しておくことがポイントです。
契約者が亡くなった場合の承継の手順
もしもの時、故人が持っていた携帯電話の契約をどうするか、これは家族にとって大切な問題です。povoでは、契約者が亡くなった場合の承継手続きが用意されています。
- povoのカスタマーサポートに連絡: まず、povoサポートに連絡して、死亡に伴う承継の申し出を行います。
- 必要な書類を準備: 故人の死亡証明書や相続人の関係を証明できる戸籍謄本など、必要な書類を準備します。
- 書類を提出: 準備した書類を提出します。
- 手続きを進める: これらの書類を提出し、手続きを進めることで、契約を引き継ぐことが可能になります。
ご遺族の皆様におかれましては、感情的にも大変な状況かと存じますが、契約の円滑な承継のためには必要な手続きとなります。何卒ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
これらの手順は一般的なものであり、具体的な手続きはpovoの公式ウェブサイトやカスタマーサポートにより異なる場合があります。最新の情報と詳細な手続きについては、povoの公式ウェブサイトをご確認いただくか、povoサポートにお問い合わせください。
まとめ
- povo2.0プランでは名義の譲渡が許可されていない
- セキュリティ上のリスクを理由に契約者がそのまま利用者でなければならない
- 親から子への名義変更はpovoシステムの安全を最優先とするポリシーにより不可
- 名義変更を希望する場合は他のキャリアに移籍する手間が必要
- 契約者と利用者が異なる場合は契約更新や変更時に手間が発生する可能性がある
- MNPを利用すると他社で名義変更後にpovoに戻る方法がある
- 結婚による改姓は公式のサポート窓口を通じて手続きをする必要がある
- 改姓手続きには新しい苗字の公的身分証明書が必要
- 契約者が亡くなった場合の承継手続きには死亡証明書や戸籍謄本が必要
- 家族内での名義変更は改姓や契約者の死亡時の承継など限られた条件下でのみ可能
- 契約者変更は契約者の認証書類と新しい契約者の同意が必要
